会社からお金を借りると、利息が必要？

金融機関からお金を借りたら、利息を支払うのは当然ですよね。

それじゃあ、社長が、自分の会社からお金を借りた場合はどうなるのでしょうか？

じつは、社長が会社に利息を支払う必要があるのです。

なぜかと言うと、「法人は営利を目的としていることから、お金を支出する行為に対して、利益を追求しなければならない」からです。

ですから、お金を貸す行為に対しても、受取利息という利益を得る必要があるのです。

なので、社長が会社からお金を借りた場合、契約書を作成して、利息を払う必要があるのです。

もし、利息を払っていない場合、税務調査の際に指摘されるので、お気を付けください。

それでは、逆に、社長が会社にお金を貸した場合は、どうなのでしょうか？

じつは、「個人は営利を目的としていないから、無利息でお金を貸しても良い」ことになっています。

ですから、社長が会社にお金を貸す際には、利息は必要ありません。

利息を払う必要があるのは、法人から個人が借りた時だけです。

もちろん個人からの借入に対して、会社側が利息を払っても構いません。

その際も、キチンと契約書を交わしておく必要がありますので、ご注意ください。

金融機関の融資について、ノウハウをお教えします。

詳しく知りたい方は、岸までお問い合わせください。