銀行と信用金庫の違い

2024/10/06 21:58:10 By 西ヶ谷一志
銀行と信用金庫の違い

金融サービスは同じでも、経営理念の違いで組織のあり方がそれぞれ異なります。

銀行は、株式会社であり、株主の利益が優先されます。また、大企業を含む全国の企業等との取引が可能です。

信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、お預かりした資金はその地域の発展に生かされている点も銀行と大きく異なります。
中小企業は、銀行だけでなく、信用金庫との取引もしておくことをお勧めします。